この日の物語
同じ復活を、古い計算法で日付づけます。その計算法は、復活祭がユダヤの過越祭のあとに来るという規則も守っています。正教会の一年では Pascha が祭りの中の祭りで、その前の受難週には日ごとに奉神礼があります。最初の三夜の花婿の奉事から、金曜の埋葬の行列、土曜の夜の徹夜祈祷まで。
エルサレムの聖墳墓教会では聖大土曜日、総主教がひとり墓所に入り、人の手によらずともったとされる聖なる火を携えて出てきます。火は蠟燭から蠟燭へ群衆のあいだを渡り、その夜のうちにアテネ、モスクワ、ベオグラード、ブカレストへ空輸されます。
